西日本新聞連載64話 給食改善が無理なら・・

熱い心を持つ人と、チャンスが重なれば、動き始めることができるんですね。

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心と体が活性化する体験ができた小学生は、
その後の人生に大きな影響が出てくると思います。
最初に動いて始めてくれた公民館の方々に本当に感謝です。
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この公民館、今も年一回ずっと続けていますが、
もともと公民館からの提案に学校が協力する形でスタートしていて、
なので、公民館の上の人の方針が変わり、数年前、この取組はいったんやめることになったのです。
そうしたら、PTAから「今年は4年生になるから、楽しみにしてたのにどうしてやらなくなったの」とか、
「あれは確かに効果の上がる取り組みだった」という声が上がって
今度は学校側から公民館に、また継続して欲しいという要請が来て、再開できたのです!!

 

継続はやがてとんでもない力になる。
いつか、他の小学校にも広がる日が来るでしょう。
待ち遠しいです。
文中で紹介されている食改善指導の詳細が掲載されている冊子は
菌ちゃんふぁーむネットショップで扱っています。
「菌ちゃん野菜作り&元気人間作り」640円 です。

西日本新聞連載63話 マンモス給食センターも動いた

先週の連載、仁尾小学校の次は、マンモス給食センターの事例です。


豊中市過半数の小学生(13000人)が直接影響を受けるのです。
安全第一、無菌第一、今まで通りに徹しようとするのが当然。
ちょっと良さそうだからといって取り組めるものではありません。

それでも熱い気持ちがあれば、動くんですね。勇気をもらいました。

 

「そんなに健康になるのなら、これが本当なら、厚労省が動くはずだ」

そう思う人もいるかもしれません。

厚生労働省は、学会で認められた論文、データのみに基づいて動きます。
国の施策は日本全体に影響するのですから、慎重になるのは当然です。
でも、食、栄養に関する大学は、学生の就職先である食品企業がいやがる研究をしてくれません。
結果、厚労省としては、「日本人がミネラル欠乏になっているという知見は得られていない。よって改善策は考える必要がない。」という理屈になるようです。

 

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新聞連載62話 小学校の成果の理由

前回記事と一緒に読んで下さい。

どの原因がどれくらい成果につながっているのかわかりませんが、

よく噛むようになったことの効果もあなどれません。

(詳しくは下記の記事) 

http://kinchangenki.hatenablog.com/entry/2019/03/31/063453

また紙面が足りずに書けせんでしたが、あいうべ体操の効果もプラスされています。

 

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 多くの人がこのことを知ることで、他に実践する学校が出て欲しいです。
同様の実践を始める学校があったら、教えて下さい。
ビフォアーアフターを数値化したいのです。

成果を数値化した学校の事例があと2校出たら、

本当かどうか疑う理由がなくなります。

うちでもやろうという機運が大きくなり、

いよいよ実践校が増えていくでしょう。

 

ところで、菌ちゃんげんきっこは、煮干し、頭ごと飛び魚、昆布以外に

菌ちゃんふぁーむの選定された野菜も加えているんです。

その目的は

ミネラル以外に不足している、ビタミンとファイトケミカルも補給すること。

腸内発酵を促進させて、微量栄養素の吸収率を高めること。

です。

しかも、これらを加えたことによって、ミネラルの濃度が下がらないように、

ミネラルと菌ちゃんたっぷりの畑で育てた菌ちゃんふぁーむの無農薬野菜の中でも特に期待できる野菜のみ(キクイモ、空芯菜、スイスチャード、菜の花、にんじん葉、キャベツの外葉など)を使っています。

連載61話 実践した小学校に画期的な成果

これまでは、菌ちゃん野菜作りの方法を応用した、具体的食改善について説明してきました。

今回からは、それを実際にやってみた事例をいくつか書いていきます。

 

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