連載18話 幼少期は体を鍛え、繁殖期以降は体をいたわる

植物も動物も、若い時期の試練が大切って言うのに、
今の風潮は子どもに小怪我さえもさせないようにするし、病気をするチャンスを奪い、怪我や病気しても、自分の体がなおそうとするのをさえぎって、すぐ病院に連れて行く親や保育園が多い。

それで、丈夫な大人になれるのでしょうか?

消防隊員はいざ火事の時に、なぜ手際よく上手に消火活動ができるのか?

それは、前もって練習をしてきたから。

火事でもないのに、消防車を時々走らせたり、隊員たちは実戦さながらに消火ホースを伸ばして放水したり・・

では、私たちの体は、いざ病気の時手際よくなおすために
前もって練習できるでしょうか?

だっていろんな病気があるから、事前に病気を予測して練習しておけません。
予防接種は例えて言うと、絶対大火事にならない火事をわざと起こして、体の中の免疫消防隊員を練習させておくわけです。

私たちの体は、予防接種を除いて、事前の練習はできないと言うことです。

(実戦と違って効果はないという説あり)

実戦を通して強くなっていくしかないのです。

幼い時に病気がちだった子は大人になって強いという話をよく聞きます。

つまり、けがや病気さえも、命に関わらない限り、小さいうちに自分でなおす体験しておいた方が、将来に渡り健康な体でいられるのでしょうね。

 

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