久留米の公立保育園も給食改善でインフル激減

家で食べなかった生きもの(調理くずなど)を保育園にみんなで持ってきて、土の菌ちゃんを増やし、菌ちゃんパワーで野菜を育てる「生ごみリサイクル菌ちゃん野菜作り」。

久留米市では約9割の保育園が実践するまでになりました。

次は、いよいよ菌ちゃん人間作り。 久留米市では、ここがなかなか理想通りの取り組みをするには至っていませんでした。 給食内容を改善するには、ちょっとしたハードルがあるからでしょう。

でもとうとう動き始めていたのです。 菌ちゃん野菜作りと菌ちゃん人間作りの素晴らしさに賛同した園長、 そして、私の講演会に参加して、子どもが元気になるならと、つべこべ考えずに食改善の実践を始めた給食の先生、 そして、給食作りの慣例を厳格に指示せず、改善の試みとして様子を見守ることにした行政主管課職員のタッグの成果です。

その結果、給食改善を始めた松柏保育園ではインフル欠席者が大変少なくなったのです。

松柏保育園を挟んで白峰保育園、江南保育園があるのですが、両園ともインフル欠席者が20名を超え、届け出しているにもかかわらず!!

また、予防の指導をしている久留米市内の○○保健所では、インフルで約半数が欠勤したにもかかわらず・・

松柏保育園では、昨年末、私の講演を聴いてから 毎日煮干しが給食に入りようになり、 きれいな野菜の皮は煮物料理の時はむかないようになり、 煮汁を捨てる料理を減らし 味噌を園児と一緒に手作りし、 食事の間、お茶を食台に置かなくなったんです。

病欠日数の激減に自信をつけたのか、 次は、白米をやめて分づき米にしようと、早速精米業者に頼んでみることになりました。

写真は菌ちゃん野菜と菌ちゃん人間で久留米市を引っ張る有志たちです。 左の2人が、子ども未来部職員。この方々が私を講師に呼んでくれました。 中央の2人が園長と給食調理員のリーダー 右が、市民の立場で久留米じゅうの子どもたちに菌ちゃん野菜作りを教えている、まんまる社長白仁田裕二さんです。

これからどう広げていくか、わくわくと話し合っていました。