西日本新聞連載22話 生ごみの画期的な使い方
生ごみを使った菌ちゃん野菜作りがとても省力的に出来るようになりました。
だから、比較的広い畑での野菜作りでも、生ごみが活用できるようになったんです。
しかも、従来の方法よりさらに元気な野菜が育ちます。
家庭菜園で取り組むなら、この方法は病みつきになりますよ。
生ごみをPh3台にしてから土に混ぜる。
そうすると、腐敗分解は出来ない。
土全体が発酵型に変わる。
この方法なら、農業経営的にも労力や収支の面で有利になる。
要は、いかにPh3台まで落とした生ごみ漬け物を作れるか。
そのためには、EM菌などを使って、必要に応じて塩も使い、しっかり密封すること。...
そして、菌ちゃんありがとう!って思って、菌ちゃんに心を寄せること。
これ、案外重要なのかもしれない。
※学校や幼稚園保育園で時々やるときは従来の方法がお勧めです。理由は、
この方法は、生ごみ集めたその日に土に入れられないで、1か月後になり、植付が最低でも1か月遅れることと、
長期醗酵漬け物の、強い発酵臭を嫌う子どもが多いことと、
生ごみ分解途中の菌ちゃんの様子、野菜の様子、土の暖かさを感じられないこと、
そしてなにより「できの悪い子ほどかわいい」と言うように、手をかけなかった分、実感できなかった分、菌ちゃんへ想いを寄せる力が弱くなりやすいからです。