大学生は新型栄養失調症
<今の大学生は、実は軽症の新型栄養失調症になっている> 写真は、「食品と暮らしの安全」より提供 ほとんどの大学生が、朝も、昼も、晩も!外食か弁当か、パンかお菓子を食べています。大学生協の定食さえも、その原料の野菜は水煮した加工食品を使っています。 水煮済みの加工食品は、皮をむいて小さくカットしてお湯で煮て、濁ったお湯を交換するために栄養素は激減し、野菜の皮や生長点に多いファイトケミカルは最初に大きく捨て去られ、それでも少しでも残っていた微量ミネラルは、食品が変質しないようにリン酸塩によって封鎖されています。 炭水化物、タンパク質、脂肪はそれなりにとれていても、心や体をコントロールする本当に大切な微量栄養素が想像以上にとれていない現状なんです!!
それでもほとんどの大学生がまだそれなりに元気なのは、ピーナッツや豆、胡麻など何らかのタネのお菓子などから、少しは微量栄養素がとれているからだと思います。でも、がんばりすぎて急に心や身体に不調が出てくるのは、この新型栄養失調症によって起きている可能性が大きいはずです。食改善で心の不調が治った人をもう何人も見てきましたから確信しています。 また元気そうに見える大学生も、病気しやすいし、集中力や思考力が弱っているように見えます。
自分で食事を作れるようになること、誰かののために食事を作るのが楽しいと思える人を育てることが本当に必要なんです。今全国に「弁当の日」の運動が、じわじわっと広がっています。ぜひネット等で見て下さい。http://www.thinktheearth.net/…/…/report/2009/12/rpt-49.html…
私はこれまで、講演等でも真剣に伝えてきましたが、本当に困っている人は来てないし、なんとかみそ汁を作って食べて欲しくても、自分で料理するのが嫌い! とか、料理する気力が無い人も多かったのです。 そのはがゆい思いを続けるうちに、それならまずは今食べているものに加えるだけでなんとか必要な栄養を少しでも補給できるものを作れないだろうかと考えて、誕生したのが「菌ちゃんげんきっこ」なんです。(購入は http://kinchan.ocnk.net/) どうか、多くの学生やがんばってお仕事されている方々が、地球の生命力とつながって、より元気な自分の心と体を取り戻して欲しいです。