連載

西日本新聞連載13話 にっくきモグラが味方に変わる方法

有機農業をやっていると、自然界のうまい仕組みについて、日々発見があります。モグラについては、本当にびっくりでした。浅はかな考えが、かえって自然を攪乱して、農作物をまずく不健康にしてしまうものなのでしょうね。

西日本新聞連載12話 土に腐敗があると米もまずくなる。

腐敗と発酵の応用編今回は土の腐敗と、お米の害虫やお米のおいしさとの関係です。 田の土の底が腐っていると害虫が来やすい このことは虫と腐敗の関係を知って、その視点を持って観察しないと気づかないのです。...でも、言われてみればそうなのかもと思う農…

西日本新聞連載10話,11話 なぜ美味しい野菜を虫は食べないのか

福岡教育大学の実験や私の体験についてのこれまでの連載から得られる結論です。アブラナ科の野菜が作るスルフォラファンは、私たちにとって有用なファイトケミカルですが、これが多いキャベツはアオムシの食害が減ることはすでに研究発表されています。その…

西日本新聞連載9話 キャベツとアオムシ 福岡教育大学の実験

栄養価の高い健康キャベツほど、チョウチョは卵を産まないし、アオムシは食べない。 これは本当に画期的な実験です。 多くの農家、農業関係者に知って欲しい内容です。 統計解析できるだけのデータ数になっていないので、 学術的には説得力はありませんが、 …

西日本新聞連載8話 腐敗臭に虫が集まる理由

なぜ健康で美味しい野菜を虫は食べないのか? 今回から数回、その科学的検証の記事です。福岡教育大学栽培学研究室の平尾教授は、私と同じ、九州大学農学部栽培学研究室の出身です。平尾教授は、菌ちゃん野菜作りの魅力に目を付けられ、記事に書かれているよ…

西日本新聞連載第7話 未熟堆肥に虫が集まる

みんなに伝えて!腐海が生まれたわけを。蟲が世界を守ってるって!ナウシカが気づいたことと同じことと同じことが現実世界に起こっていたなんて。

西日本新聞連載第16話 熱中症対策 新たな視点

連日、熱中症に関するニュースが賑わっています。今回の記事だけは、今、より多くのかたに読んで欲しいので、新聞掲載後、あまり日を置かずに投稿させていただきました。 具体的対策を提案していますが、本当を言えば、菌ちゃんげんきっこ吸収力強化タイプを…

西日本新聞連載第6話 耕作放棄地を復元させるコツ

耕作放棄地の魅力は、一回体験するとやみつきになりますよ。今回は、県職員を辞めてからの、出口の見えないトンネルのような毎日から、やっと出口らしき光が見え始めた頃の話です。※西日本新聞購読ご希望の方がおられましたら 吉田までメール下さい。yoshi3@…

西日本新聞連載第5話 耕作放棄地の魅力

今でこそ、自然界の素晴らしい仕組みが整理して見えてきたけど、 あの頃はまだ何が何だかわからないまま、いろいろともがいていたなあ・・ 悪戦苦闘って大切なんですね。今の耕作放棄地は確かに何も育てていないけど、耕したり年に数回草刈りしたりしている…

西日本新聞連載第4話 虫食いだらけの野菜に悩んでいたころ

新規参入したころ、早く成功させようと焦ったのか、 地元の人を雇い、機械も買って、なのに収入は少なく、 県の職員の退職金は、数年でほとんど使い果たしてしまいました。 でも当時のいろんな失敗はすべて、今になって考えると、あちこちで講演したり助言し…

西日本新聞連載3話 県職員を辞めるときの苦しみ

第3話です。 あの頃のことを思い出すと、今でも胸が締め付けられます。母は、私が県職員を退職して数年後、ガンで他界しました。 母親には、息子の私のことで、私以上に苦しく暗く、夜も眠らない思いをさせてしまいましたが、それがガンを早く作ってしまった…

西日本新聞連載第2話 菌ちゃんふぁーむの3つの農法

2018年4月25日掲載連載は1年近く続く予定です。九州北部のかた新聞購読されませんか? 今回までは、現在の私の農園の紹介です。 最近は見なくなったけど、県の職員やめたあとも、また農業改良普及員になってる夢をよく見てました。 夢の中で、普及所の仲間に…

新聞連載「菌ちゃんありがとう」第1話 広がる菌ちゃん野菜作り

西日本新聞連載第1話「菌ちゃんありがとう」2か月遅れで公開します。連載は半年以上続く予定です。だんだん話は佳境に入り、多くの普通の人たちがびっくりするような情報を、理論的に出来るだけやさしい言葉で発信していきます。 長崎、佐賀、福岡、大分の皆…