草が世界を変えるかも

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土に入れたのは雑草だけ
雑草さえあれば、病虫害のほとんどない、元気で美味しい野菜が育つんです。
しかも、
2月までに草を仕込んだら、5月にはもう夏野菜を植えられる。
7月に草を仕込んだら、9月に秋野菜をタネまきできる。
 
従来の農学の常識でいえば、そんなことは不可能です。
雑草を大量に土に鋤き込んだら、まず草を食べた微生物が増える時に、
チッソ肥料を横取りする、いわゆるチッソ飢餓状態になり、野菜はまったく育ちません。
また、
草を鋤き込んで2か月ほっておいたくらいでは、草はまだ分解途中。
土の中に未熟状態の有機物がたくさんあるときに野菜を植えたら、
根が障害を受け、野菜は病害虫にやられてしまいます。
 
ところが、あるポイントを押さえると、米ぬかも何も加えずに、
とっても元気で美味しい野菜が育ってしまうのです。
これは画期的な方法だと自負しています。
しかも、地上最強の生物と言える微生物(菌ちゃん)とつながった抗酸化力の強い野菜が出来ますから、
それをいただいた人は、免疫力が高く健康になります。
 
今後世界的な気象変動で、食料高騰の可能性がありますが、
その時は堆肥や肥料の値段も急に高騰するでしょう。
2008年の時でさえそうでしたから。
でも草さえあれば2か月後には作物を植えつけられるのです。
今のうちに、多くの人がこの方法を体得しておくことを願っています。
 
すでに今年1~2月に同じような研修会を実施したのですが、
参加者希望者が多く5回も開催、全国から参加され、
すでに各地で続々成功していてとてもうれしいです。
 
これを体験したら、草がどんなに大切か実感し、草が欲しくてたまらなくなります。
そんな人がもっともっと広がれば、
外国では禁止されている除草剤を、かけまくっている現状が大きく変わるでしょう。
無駄にゴミとして燃やしたりすることもなくなるでしょう。
 
こんな画期的なやり方は市民の間でこれからどんどん広がる可能性を秘めています。
世界中で草を活用する人が増えたら、地下部にたくさんの有機物(根や微生物や小動物)が増え、その分、大気中のCO2が削減します。
大気中のCO2増加の約3分の1は、石油ではなく
土の中の生きものたちがいなくなった分だとも言われているのですから。
さらに炭を土に戻すと、微生物はますます活性化し、さらにCO2が削減されるんです。
研修会では簡易な炭作りの実演も行います。
 
良いことずくめでびっくりしますが、
地球の意志に逆らわない技術というものは、
すべてを同時に解決していくものなのかもしれません。
草を枯らし,虫を殺し、菌もコロナも殺し,
そして自分たち自身が死んでいく流れから抜け出て、
すべてを受け入れて一緒に生きる流れに世界が変わっていくためには
1人1人の感性、自然観が変わっていくことが必要です。
 
草からの菌ちゃん野菜作りを体験は、まさに、その大切な一歩になるのだと思います。
1月6日,菌ちゃんふぁーむで開催します。
 
※コロナが怖くなくなる免疫力アップの方法もお伝えします。
※参加困難なかたは、冊子「菌ちゃん野菜作り&元気人間作り」(660円)に、今回の草の活用法について詳しく載せていますので、こちらをしっかり読みこなして下さい。
※写真は、今年の菌ちゃん野菜作り体験教室の畑。入れたのは草だけ。米ぬかも入れていません。

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